#202 ANSNAM modelist TS 「MA-1」ディテール

Jul 15, 2022

と、いうわけで、明日からです。

TSさんとお話ししながらオーダー出来る良い機会だけど、

そこのキミ。そう、そこのちょっぴり照れ屋のチミチミ、大丈夫だよ。

MA-1を含めた、アンスナムのほぼ全アイテムは、いつだってオーダー可能さ。

TSさんが帰っても、baby boy 私はここにいるよ、どこにも行かずに待ってるよ。



今回のMA-1の企画が走り始めた時、

僕は哲に連絡をとった。

「今度会う時にさ、高校の時に着てたあのMA-1持ってきて。」

そう、彼は高校の時の親友の一人で、当時、ビンテージアイテムを買い揃えていた。

バイト終わりの夜中のデニーズで、熱いビンテージ講義を聞かされていた。

大戦モデルの袋布がドウノコウノと。僕は眠くてウトウトと。

当時全く興味のなかった僕だったけど、

今やそれらが仕事の役に立っているのだから、奇妙な気分だ。

で、その中の一つにMA-1。

あれから20年以上、すでにファスナーの金属部分は腐食し、着脱は難しいが、

きれいな状態は保たれていた。さすがはテッチャン。


今回のサンプル自体はシンプルなデザインにしたけれど、

このようにサンプルをご用意しておりますので、

ミリタリーのディテールを再現することも可能です。


あと、布帛の場合のお値段ですが、大体16万円〜というかんじです。

通販は、どうだろ。

ゆとりの分量とか、ちょっと普通とは違うから、

とりあえず試着してからの方がいいと思う。

けど、どうしてもって人はメールください。


宜しくお願い致します。

#202 ANSNAM modelist TS 「MA-1」

Jul 14, 2022

お待たせしました。たまにはのついに新作。「MA-1」

TSさんとのやり取りの中から生まれるこのシリーズも、はや、、、

えっと、、、何回目?まいっか笑

例によって今回も、僕の方からテキトーに球を投げてみた。

ハリントンジャケットの時みたいに、自分では全くをもって想像し得ない。

なんならば、自分では着た事がないアイテム。

キムタクがチラつくからか余計にさ、なんならば、自分から避けてたアイテム。

「MA-1」

実は今回、TSさんと私の蜜月の関係に、邪魔が入っていた。

そう、COVID-19です。なので私たちは、図らずも遠距離恋愛のテイとなる。

今までは、お互いの身体とカラダを重ねる事で確かめ合っていた、

その愛情に、触れる事さえできない。

そして生まれるすれ違いの感情。

仮縫いが進まない事この上ない(笑)

そしていつしか二人はそれぞれの日々に忙殺され、

MA-1を思い出すことも少なくなったある日。

「東京、行くわ」


もうそりゃ、大急ぎで作ったよね。

そして奥の手がこれ。新アイテムに乗せる素材は、

フィンランドからお取り寄せしたトナカイのスウェードです。

これはそう、コロナ禍になる以前から、

パリのプルミエールビジョンの展示会で、目をつけていたタンナーのもの。

そう僕は、先の、先の、さらに先までのクリエーションを考えているのです。フッ。

これがもう、非常にきめ細やかく、かつ弾力性に富み、

上品かつ陰影が深く、礼賛するに限りない感じ。

これはもう、タマランチ会長です。

トナカイは、皆さんもよくご存知の動物だとは思いますが、英語で「reindeer」。

「トナカイ」はアイヌ語なんです。

で、そもそもは、鹿とサンタクロースのハイブリット種で、鹿との大きな違いは、

鼻が赤くて光る事。これがすごいの。

と、いうわけで今週末からお披露目です。

金額は、そうですね、40万くらいでしょうか。

レートが不安定で、タンナーさんもビビってる。けどまぁ、このくらいです。

ちなむとさ、「レザーの新作アイテムやります!」とか言ってたけど、

このアイテム、別にレザーじゃなくてもいいわよね。

布帛も絶対アリ。というかMA-1ってそもそもナイロンだしね。

落ち感の良いスーツ地もいいし、薄手の高密度サテンとか、

イタリアの高密度シルクなんかもあります。

各種取り揃えて、ご来店お待ちしてます。

#201 Fendart 「Jean 901」詳細

Jun 16, 2022

(着用サンプル)

お待たせしました。

こちら着用写真です。

どうです?今までのフェンダールのチノやノータックよりもゆとりは多いし、

というか、全くの別物ね。個性溢れております。

けれどもやはり、フェンダールの雰囲気が出ているのがお分かり頂けますね。

すごいです。

(着用サンプル)

そもそも、ジーパン。これな。

すでにTS氏もコメントしているが、

彼にとってさほど頓着するアイテムではないらしい。

というかきっと、語るにはやや恥ずかしいアイテムでもあるんだろう。

オッサン達が何をチマチマと、ヤレコレと、作業着を語ってるのだ、と。

(けどきっと、そこに空席あったなら、喜んでその輪の中に入るだろうな笑)

そう彼は、ただのかわいい服好きのアマノジャク。TS氏。

そんな彼が作るジーパン。それがこれ。

(未着用サンプル)

最初のまずは、彼とのミーティング。という名のお喋り。

で、はじめに話したのが、値段。プライス。プライマルスクリーム。

アンスナムでもフェンダールでも、やってこなかったけど、

プライス設定からデザインする、というアプローチ。

なんとかしてさ、4万切ろう、税込で。だってジーパンだぜ。それが為。

とはいえそこは、僕と彼。

妥協なんぞはしたくない。妥協するならボツにする。同情するならカネをくれ。

けれどもここは、火の国日本。

デニムの最強カントリー。

(未着用サンプル)

一応さ、探したわけよ。

デニムの発祥の地とされる、フランスのニームの機屋さんとか。

フェンダールだったら、ほら、フランス繋がりでちょうどいいジャン。

わざわざ生地を取り寄せてもらったんだけど、どうもイマイチなわけ。

で、結局、日本に戻るわけ。

で、TS氏の帰国の際に、一緒に見て回ったんだけど、

「超長綿とか、ジンバブエとか、そーゆーこっちゃない」

え。。。違うの?素材、こだわらなくていいの?

「わざわざ糸を取り寄せて、オリジナル生地を作って、

無駄に価格吊り上げるほどの意味なんてなくない?見た目ほぼ一緒やん」

それな。

そもそも先述の通り、ここは日本。

30年ほど前から職人さん達が研鑽を積み、一気に世界一へと上り詰めた。

そんな彼らが一番とする定番の生地、それでいいのだ。これがいいのだ。

(着用サンプル)

縦落ちとかやっぱり楽しみっすよね〜。

「そう?きれいな色落ちはして欲しいけど、それよりも汗かいたら洗いたい」

あ、はい。そうっすよねぇ〜。

縫製工場さんはウチの贔屓のことでいいすか?ユニオンスペシャルっす。

「ユニオンスペシャル?まぁ、どっちでもいいよ」

最近はこだわりのシングルステッチってのもあるらしいですよ。

「シングルステッチ?え、高くね?!普通でいいよ」

あ、はい。そしたらもうステッチの糸の色も僕が決めていいすか?

「ちょっと待て」

え、なんだよぉ!めんどくせぇなぁ〜〜(大泉洋っぽく)

「生デニムで縫い上げるんだから、そこからニジんだインディゴを使おう」

というわけで移染する綿糸。しかも生成り。

着用サンプル見るとわかるけど、糸がウスラとインディゴに染まる。

ん、どうやらこの御仁、頓着がないわけではないのでは?ふと思ふ。

そしてファーストサンプルが上がってきて、いざ穿いてみる。

ふむ、やはりこの御仁、頓着があるではないか!!出合え〜出合え〜〜!!


この漢、パターンにこだわりをメチャクチャ入れてきやがった。

(着用サンプル)

とはいえどもさ、いつものパンツに比べても、操れる線は少ない。

脇線はセルビッチの耳を通すから、直線オンリー。

その中で、どう運動量をキープし、かつ個性を出すか。


憚りながら、申し上げます。

これはもう、穿いてみればわかる事で、ございます。

今回は全サイズのサンプルをご用意しております。

また、先述の通り、TS氏の着用&洗濯6回のサンプルもございますので、

経年変化もご確認いただけます。

#201 Fendart 「Jean 901」

Jun 15, 2022

長らくお待たせしておりました、フェンダールの新作「Jean 901」

ジーパンです。

着用写真や着感は、また明日。取り急ぎ詳細を。

今週末の6月18日(土曜)と19日(日曜)のみ、

二日間だけのオーダー会。

もちろん通販も承ります。

秋のオーダー会にも登場すると思いますが、今回ご都合よろしければ是非。


以下、詳細です。

生地:セルビッチインディゴデニム シャトル織機使用 (岡山産)

重さ:15オンス(製品は生デニムの状態です。バッキバキ)

シルエット:ドスン(わかりづら笑。明日を待ってて)

縮率:縦4%未満、横2%未満(友達以上、恋人未満)

納期:9月末(すでに工場さんとの取り決めは済んでます)

価格:35,000円(税込価格 38,500円)

*可能な方は、全額を前金でお願いします。

(手間を省略させてもらえると、お母さん本当に助かるのよ〜)


通販をご希望の方は、

以下をご記入の上、マニペニにメールをお願いします。contact@ansnam.com

メール件名:Fendart Jean 901 オーダー

お名前:

希望サイズ:

前金の支払い希望:半額 or 全額(全額の場合、送料1,500円を頂戴致します)

ご住所:

電話番号:

*今回に限り、銀行振込のみとさせて頂きますこと、ご了承ください。

*通販の締め切りは、20日午前10時きっかりです。(マニペニ出社時間)


そして、以下が寸法になります。

size 35 1/2

W(腰骨上で):80cm H:100cm 着丈(ベルト下〜):101cm 裾幅:20.5cm

size 37

W:83cm H:103cm 着丈:104cm 裾幅:21cm

size 38 1/2

W:86cm H:106cm 着丈:107cm 裾幅:21.5cm

size 40

W:89cm H:109cm 着丈:110cm 裾幅:22cm

size 41 1/2

W:92cm H:112cm 着丈:113cm 裾幅:22cm

size 43

W:95cm H:115cm 着丈:116cm 裾幅:22.5cm

size 44 1/2

W:98cm H:118cm 着丈:119cm 裾幅:23cm


以上です。

ご来店、通販、ともにお待ちしております。

宜しくお願い致します。

#178 Fendart  ワンタックスラックス サイズとオーダー締め切り

Sep 24, 2020

前の連休では、たくさんのお客様にご来店いただき、誠にありがとうございました。

遅くなりましたが、以下、サイズ表です。

ご来店の難しい方はこちらをご参照頂きながら、ご検討ください。

また、生地についてですが、店舗内には多種取り揃えておりますが、

ほとんどのものが1着分しかご用意なく、スワッチカットが難しいので、

こちらで用意したものをお送りさせていただきます。申し訳ありません。


サイズ35 1/2  ウエスト:79cm   ヒップ:96.5cm     すそ幅:19cm
サイズ37        ウエスト:82cm   ヒップ:99.5cm     すそ幅:20cm
サイズ38 1/2  ウエスト:85cm   ヒップ:102.5cm   すそ幅:21cm
サイズ40        ウエスト:88cm   ヒップ:105.5cm   すそ幅:21.5cm
サイズ41 1/2  ウエスト:91cm   ヒップ:108.5cm   すそ幅:22.5cm
サイズ43        ウエスト:94cm   ヒップ:111.5cm    すそ幅:23cm
サイズ44 1/2  ウエスト:97cm   ヒップ:114.5cm   すそ幅:24cm
*ヒップはタックを折り畳んだ寸法です。


また、オーダーの締め切りですが、
大阪の10月3日(土曜)4日(日曜)のオーダー会で締め切らせていただきます。
東京近郊の方は10月2日(金曜)まででしたら、店頭にありますので、よろしければ是非。

少し急で恐縮ですが、ご了承ください。
どうしても間に合わない方はご連絡ください。

アポイントのご連絡はマニペニにお願いします。
contact@ansnam.com


この前の連休、やすくん、ワンオペで死んだよね。
試着でさ、裾を折り込むためにしゃがむから、
膝曲げすぎてぜったい軟骨減った。痛い。コラーゲン摂らなきゃ。
パンツ屋さんとか、靴屋さんとか、えらいなぁ。
タレクもそういえば膝痛いとか言ってたなぁ。
タレクの新作ブーツが届いたから、今週末やろうかなぁ。いや、やる。

#178 Fendart 新作 ワンタックスラックス

Sep 18, 2020

彼から直接は聞いていないけど、これ、明らかにアンチテーゼなの。挑発的。

多分ね。


今回の新作を簡単に説明すると、深めワンタックパンツ。股上浅め。

以上。

言葉にするとこうなるのよ。他に何を具体的に説明できるのだろうか。

出来ないの。

もう、こればかりは、来て見て穿いて。

フェンダールは、オーダーメイドではなく、

わざと制限を設けた、パターンオーダーというシステム。

既製服と注文服の両方を知っていないと、その型紙作りはなかなかに難しい。

誰もが同じ体型バランスではない。誰もが似たような生地を選ぶでもない。

そんな規定の中で、しかも少ない構造線で、意図する服を表現するのは、

並ではない。

今回の新作は、かなりの幅(表現的にも。サイズ的にも)を持っていると言っていい。
選ぶ素材、スタイリング、その人の体型、角度、それぞれでいろんな表情を見せる。
ドレスシューズで合わせるも良い、スニーカーも良い。
ゴワついた生地で洗いをかけても良いし、ドロンドロンにドレープきいた生地も良い。
シルエットがコロコロと変わる。
多分、穿いてる時の自分の影を見てるだけで楽しい。

写真によって、細く見えたり、太く見えたり。
なのに、総合的にはスマートに見える。本当そうなんです。
きっとヒップと前身頃のタック分量のバランスなんでしょうね、その謎は。知らんけど。

今回のはかなり太ももの寸法あります。
今までいつも、パンツ選びになると目を泣き腫らしてきた、太もも難民の方々にも、
光が差すのではないでしょうか。

価格:50,000円〜+税
納期:きっと年内
サイズ:37 ~ 44 1/2
サイズ詳細:ごめん、今書くのめんどい

連休中のアポイントは僕にご連絡ください。
info@ansnam.com
24時間経っても返信なかったら、再度ご連絡ください。

あ、あと最後に、
初めていらっしゃるお客様、グーグルマップの経路が間違えてます。
プラチナ通りのエネオスの裏です。
同じ建物の「La Sosta(ラソスタ)」ってイタリアンをマップ検索して、ご来店ください。
弊社はその二階です。

ご来店、お待ちしております。

#160 ANSNAM Modelist Leather riders jacket オーダー会

Aug 2, 2019

明日からライダースのオーダー会です。
TS氏も来日し、先ほど弊社にお越し頂きました。が、時差ボケに伴い、ゴロンと横になった途端に寝息を立てるという、寝るなコラ。
そんな僕も帰国して1週間なのに、全然に時差ボケが治っておらず、一体この週末は二人共どうなるんだろ、とボ〜〜っと思い浮かんでは霧散し消えています。
さて、先日の仮縫いを経て、修正パターンを基にセカンドサンプルが完成しました。いいよ。攻めたのが効いたよ。デザイン的には、ファスナーなどディテール多めに盛り込んで、オーダーのイメージの湧きやすいバリエーションに仕立てました。

そして、肝心の革ですが、今回のヨーロッパ出張で見つけてきたものが色々あります。

まずはフランスからのカーフ。セカンドサンプルのシングルは、こちらの革を使用しました。ハーフのクロム鞣しで、非常に柔らかくきめ細かな革です。完全に、あの、パリのメゾンの香り高い、あの、革の感じ。

パリのギリギリ市内の、ホッタテの倉庫から見つけてきました。もちろん冷房などもなく、本当に汗だくの中での探索で、これは確かフランス着陸から14時間後だ。この旅、先が思いやられる、そんな予感がバシバシと。
この時、サンプル用とはいえ5匹ほど購入し、格安スーパーの袋に入れてもらい、倉庫を後にしました。ちなむとそれから、その袋をぶら提げて、汗浸み渡るTシャツのまま、シャルべに行った。相手にされず、食い下がるもその値段を見て引き下がる(泣)。なんだよあれ。


次はイギリス。イングランド北部の山羊。タレクの紹介。たまたまロンドン市内に職人さんが来てたから、ソーホーのクラブでミーティング。イケイケのクラブではなく、会員制の倶楽部って感じのやつです。いわゆるコワーキングスペースに近い使われ方をしてるらしいんだけど、渋いバーはあるし、専用のチャペルがあったり、秘密結社感がハンパない。



で、職人さんはまだ若いし、会社自体の設立もまだ日が浅い。元々は広告代理店やってたって。そんな彼がなぜタンナーに?

理由が最高。「僕の実家、畜産やってて、山羊とかめっちゃいるの。」
原皮が新鮮そのもの、フレッシュ。いいもの厳選。こんなに強いものはない。
そんな最高の環境下でするベジタブルタンニング。経年変化したサンプルのバッグを見せてもらったんだけど、だんだんと光沢が増すし(人間の皮脂だけで十分)、色味も緑がかったかのように変化してた。シボ入りのゴート。ワイルドだろ。これもまた、良さそう。



そしてイタリアはサンタクローチェ。この地方独特の、昔ながらのバケッタ製法(渋栗を主原料としたフルベジタブルのタンニン鞣し)で、ホースやカンガルー。さらには独自の技術によって開発されたアルビノ。白いままでもいいし、この白から製品染めの雰囲気が出る風合いにしてもいい。楽しみが広がる。ぐふふ。

ところで今回、初めてのサンタクローチェだったんだけれども、想像してた街の風景と全然違ってた。勝手なイメージで、古ぼけた土壁レンガの街並みに、家族総出で地面に埋めた壺をかき混ぜ、代々伝わる鞣しの歌を唄って、肉体労働の辛さ忘れ去るヨイトマケ、みたいな。
全然違った(笑)。ただの工場団地。味も素っ気もありゃしない。トラクターガンガン走って土埃。


が、よく見るとその荷台に、原皮が山のように積まれて運ばれている。後で聞くところによると、サンタクローチェのその特産の強みは、その新鮮な原皮の運搬にあるらしい。部位を選り分け、小回りのきく運搬。
過去の戦争しかり、物流を制するものが世界を制す、的な。その生産の数量も多いから、いい原皮が優先的に供給される。そして先述の通り、新鮮な状態で、鞣しの工程に入れる。

それに対し、日本のタンナーの弱みはそこにあるのだという。生産量の少ない状況でかつ、遠方から海路に乗って塩漬けの状態で輸入される。しかも熱帯の地域をくぐりながら。たとえ同じ製法をもってしても、スタートの段階で違う。
あ、けど、日本でも豚皮や鹿皮は、新鮮なものが手に入るか、輸出もしてるらしいし。じゃなんでだろ。わかんないや(笑)somethingか、多分。




さて、最後にグイディについて。
イタリアの皮革関係の人たちと話して、色々教えてもらった。グイディの製法が他とは明らかに違っていて、油の含有率が他のタンナーの比ではないこと。使用する原皮が最高のクオリティだということ。アルティザンブランドが使用することで、僕らの間で有名になったタンナーだけど、その実は、ずっと昔からしっかり高級メゾンに卸しており、決してイロモノ系だけの御用達ではない。今から13年前かな、初めて訪れた際、当時の町工場のような事務所の、FAXの山からチラッと見えた錚々たるメゾンのメンツたるや。
それ故、上品に美しく見せようと思えば、そう見えるし、その逆もまた然りで、アルティザナルな感覚を水面下で泳がす事もできる。
グイディのベイビーカーフ独特の、ゴムのような無機質感も、堪んないよね。


と、色々革を見てきて、品質のあれこれを聞いて、感じたこと。それは、雰囲気がいいものが最上であり、最良。クオリティとかあんまり気にしなくていいです(笑)。大体の雰囲気のいい革は、クオリティの上に成り立ってる。そしてそれ、しっかり選んできたから、その後の経年変化も期待していいですよ。
だから気兼ねなく、ご自身の好きなテイストの革を選んでください。

ご来店、お待ちしてます。
あ、そうそう。この週末も暑いだろうけど、いつものように飲み物が出せません。何か飲みたければご自身でご持参ください。すみません。

では。
あ、そうそう。「なつぞら」がめっちゃ面白いの。まだ86話とかで、3週間くらい遅れてるけど、今頑張って追いつこうとしてる。北海道編も大好きだったけど、アニメーション制作のこととか、モノ作りをしっかり掘り下げてて、すごく興味深い。けれど、一番お気に入りの夕見子ちゃんの登場回数が激減しており、そこだけが不満です。以上です。

#160 ANSNAM Modelist Leather riders jacket オーダー会

Jul 21, 2019

フィレンツェにいます。今日は久しぶりの休日で、特に予定を入れずに今、ビールが冷えるのを待ちながらこのブログを書いてます。
なかなかにこの旅行中は忙しく、あっという間に1週間が経ってしまった。

さて先日の、パリでの仮縫いについて。


彼にレザーライダースの提案をし、着手し始めたのは去年かな。そこから気が付けば季節が変わり、年を越え、いつの間にやら夏になり、やっとの事でパリに来た。今回の旅の、最大の目的と言っていい。
間もなく人生の半分を越える、パリ在住ほぼ20年のパタンナーTS氏との今回の共作。シングルとダブルのライダース2着。某レザーブランドに籍置く彼に、ついにレザーを依頼した。目指した着地点は、そう、またしても難しい注文だったと思う。
メゾンのエレガンスでもなく、モードな街着レザーでもなく且つ、リアルガチのライダースでも、ヴィンテージのコピーでもないけれど、モーターサイクルのロマンの匂いを残す。
絶対的な妙を極めたギリギリの線を引かなきゃならないわけ。こんなの、彼に頼むしかないじゃん。

多分ね、彼はこの仮縫いめっちゃ楽しみに待ってくれてた。そりゃそーだわね。ゴメンね。俺もこの3ヶ月くらいほんと大変だったんだからぁ。ま、その話はまたいつか。

通常、仮縫いってシーチングだったり、本番に似寄りの安価な生地で作るものなんだけど、今回はその絶妙なバランスを表現しなきゃならないから、使ったよね。
GUIDI&ROZZELINIのベイビーカーフ。はい。
でさ、いざ、その渾身のサンプルを、彼に見せたわけ。試着し、すごい真面目な顔して鏡見てるんだけど、見逃さないよね、彼の口元が軽くニヤけたの。それ漏れてるよって(笑)
彼のいるメゾンは確かに世界最強のクオリティを誇る。彼の引く線(描く立体)も繊細で上品だ。そんな彼の線に対して、ウチの価値観をぶつける。そして、ウチの職人さんの運針(少し粗め)の縫製で仕立てる。
そしてここに、他にはない、新しい表情のアイテムがまた生まれる。
我ながらドン引きするほどのサンプル費用と手間をかけたが、それは成功だった。雰囲気を感じながらに、二人で話し込み、微調整を行なった。大きな変更がないのは、僕たちの疎通ができているからこその賜物で、なんというか、本当に僕は出会いの恵みの元に産まれている。
マスターパターンを預け、型紙を修正してもらう。その間に僕はヨーロッパ各地でレザーを探す。そして10日後、帰国日の朝、パリはヤンのカフェで落ち合い、博満、パターンを受け取り、僕はそのまま空港へ。という段取り。

すでにフランスとイギリスで新しいレザーと出会えたし、さらに来週、イタリアのレザーの産地、サンタクローチェまで足を伸ばそうかなと。
ひょっとするとグイディ以上にいい革なんて見つからないかも、と出国前に思ってたけれど、今、帰りの飛行機の荷重オーバーが気になってるくらいなのだから、やはり探しに来てよかった。
職人さんが間に合えば、その新しい別のレザーでまたサンプル作ろうと思うけど、どうだろう、多分ギリギリ。

この写真のサンプルは、ディテール少なめにしてるけど、今回のオーダー会はいつものように細かく採寸して、細かいデザイン変更も可能です(主義的に断るデザインもあるので、ご容赦ください)。
僕とTS氏のいる8月3日、4日。三者一緒にダラっとおしゃべりしながらライダースを作り上げていきます。

ANSNAM Modelist Leather Riders Jacket
価格:32万円〜 税抜き
サイズ:採寸
納期:年内
*オーダーご希望の方はメールにてアポイントお願いします。
 さて、白ワインも冷えたので(ビールはもう、飲みながら書いてた笑)、今からやります。生ハム&メロン。逝って参ります。

#160 ANSNAM Modelist Leather riders jacket オーダー会

Jul 18, 2019

8月3日(土曜)4日(日曜)にパリからTS氏にお越しいただき、新作のオーダー会します。
詳細はまた近日。

ANSNAM MODELIST Mods Coat この3連休

Feb 9, 2019

あれ、、、雪降らんのん?
まぁ、今日はもう閉めるけど(笑)

これは去年の生地加工失敗の乱を免れた、別注ウールカシミアでオーダーいただいたお客様から、今回のオーダー会の参考にとお貸し頂いたもの。
ライナーなし、総パイピング仕立て。
コットンとはまた違った、このテントラインに近いシルエットのドレープを存分に楽しめる。これもまた一興。カーキかネイビーか。他の素材か。
それぞれの実物サンプルはまだあるので、大いに悩んでください。勝手にじっくりどうぞ。僕は接客から離れますので(笑)



#151 ANSNAM MODELIST Mods Coat オーダー会のお知らせ

Jan 25, 2019

ごめん、また明日って言ったのに、全然書けなかったです。
いったい何だったんだ今週。朝早すぎだし、最後の最後でズッコケたし。
というわけで、イベントに突入しまぁす。
 モッズコート
価格:18万(値上がりしたよごめんね)
限定スコービルビンテージファスナー:1万(てゆうか、もうないかも)
カシミアライナー:3万(これはね、当初、大して意味ないかなぁって思ったけど、めちゃいいよ。実物見てみ)
カシミア他フードファー:3万〜(これもね、いいよ。1upって感じ)
ライナーなし表シェルのみ:14万〜(春に着たいセッカチさんへ。もちろんライナーを後から付け足すことも出来ちゃう)
仕様変更:2万〜(TS さん別注パターンモデルもあるから、参考までに見てみて。ちなむと、めんどくさいのは no thank you. 値段だってSo, Raising。そう、やりたくないのさ Friday night)
*それぞれ税抜き

その他、表シェルの素材変更ももちろん可能ですし、ライナーの素材変更も可能。もし仕様が変わらないのであれば、生地の値段次第で価格も上がったり下がったり。

納期:9月末。表シェルだけの人は4月かな、頑張れば3月。

支払い方法:いつも通り。オーダー時に前金で半分くらい。で、納品時に税金含めた残りって感じです。クレカOK。現金歓迎。
今週末はアポイントお願いします。あと、電話出るの大変なので、メールください。
info@ansnam.com

週末ちょっと寒いみたいですね。ちょっと体調悪いなって時は無理せずに。来週もやってますし。

宜しくお願い致します。

#151 ANSNAM MODELIST Mods Coat オーダー会のお知らせ

Jan 23, 2019

今週末と来週末で、来秋冬用のモッズコートの受注を再開します。
詳細についてはまた明日あたり。

で、申し訳ないんですが、今度の土日はアポイント制にさせてください。
採寸や仕様変更の話をしていると、やはり時間が掛かってしまう。

来週末はノーアポオッケー。


#138 ANSNAM MODELIST The Atelier Coat

Jul 28, 2018


トワル縫いはほぼほぼ完了。
多分これだけでも雰囲気わかるけど、黒のウールで作った時のドレープの出方はわかりづらいので、やはりここは半身だけでもと思い立ち、仮縫いしました(やっぱ本縫いは怖いもの)

いいよぉ。
ついこの前に入ってきたゼニアとかで、ドレープ効かせてさ、裏地なしの一重仕立てでバサバサと歩く感じ。もちろんシャトル織機の高密度コットンの張り感そのままAラインも良い。

素材によって縫製仕様を変えていきます。裏地付けも対応してます。
ポケットの有無だとか、形状とか、細かなディテールは応相談。アトリエコートだけに、この場で即興演奏のように、3人で、あーでもないこーでもない言いながら。

あ、ちなむとTS氏、彼怖くないですからね(笑)ツイッター上では、なんかこだわり半端ない頑固親父の感じ出してますし、「空港の待ち時間でふと履いてるパンツ見て、他のパンツの工業的な縫製と違い、これはそのステッチが繊細でまとめ上げる不思議な魅力がある」とかなんとか意味わかんない事言ってる変態感はありますが、いい人です。服が好きすぎるだけです。
 TS氏、明日12時〜19時。
アトリエコート
価格:¥105,000~
納期:10月上旬

あ、で、モッズコートは明日締め切り。

#138 ANSNAM MODELIST The Atelier Coat

Jul 27, 2018

なんか、すごい色んな人達から、「明日書くっつったのに、二日後だったし、しかも新作のこと何一つ書いてないし。どうなってんの?、、、まぁ、プリンセスは可愛かったけどさぁ」というお褒めのお言葉をいただき、あ、いや、ゴシドーゴベンタツを賜りました。
すんません。
これが新作。。。の仮縫い。。。あ本当すみません!!
違うんすよ。人のせいにして嘘っぽいけど、なんかゴタついちゃって、フィレンツェの生地屋さんの出荷が遅くなっちゃったんすって。だから僕のせいじゃないってば。

で、そのフィレンツェから昨日届きました。1950年代に生産されたゼニア。70センチ幅の手織りハリスツイードなど。
でね、その使おうと思ってた生地があまりに希少だから、縫製するのビビっちゃった。急いで作って、ミスったらって、、、いや怖い怖いっ。
 明日(多分)このアトリエコート、詳細書きます(多分)。