#202 ANSNAM modelist TS 「MA-1」ディテール

Jul 15, 2022

と、いうわけで、明日からです。

TSさんとお話ししながらオーダー出来る良い機会だけど、

そこのキミ。そう、そこのちょっぴり照れ屋のチミチミ、大丈夫だよ。

MA-1を含めた、アンスナムのほぼ全アイテムは、いつだってオーダー可能さ。

TSさんが帰っても、baby boy 私はここにいるよ、どこにも行かずに待ってるよ。



今回のMA-1の企画が走り始めた時、

僕は哲に連絡をとった。

「今度会う時にさ、高校の時に着てたあのMA-1持ってきて。」

そう、彼は高校の時の親友の一人で、当時、ビンテージアイテムを買い揃えていた。

バイト終わりの夜中のデニーズで、熱いビンテージ講義を聞かされていた。

大戦モデルの袋布がドウノコウノと。僕は眠くてウトウトと。

当時全く興味のなかった僕だったけど、

今やそれらが仕事の役に立っているのだから、奇妙な気分だ。

で、その中の一つにMA-1。

あれから20年以上、すでにファスナーの金属部分は腐食し、着脱は難しいが、

きれいな状態は保たれていた。さすがはテッチャン。


今回のサンプル自体はシンプルなデザインにしたけれど、

このようにサンプルをご用意しておりますので、

ミリタリーのディテールを再現することも可能です。


あと、布帛の場合のお値段ですが、大体16万円〜というかんじです。

通販は、どうだろ。

ゆとりの分量とか、ちょっと普通とは違うから、

とりあえず試着してからの方がいいと思う。

けど、どうしてもって人はメールください。


宜しくお願い致します。

#202 ANSNAM modelist TS 「MA-1」

Jul 14, 2022

お待たせしました。たまにはのついに新作。「MA-1」

TSさんとのやり取りの中から生まれるこのシリーズも、はや、、、

えっと、、、何回目?まいっか笑

例によって今回も、僕の方からテキトーに球を投げてみた。

ハリントンジャケットの時みたいに、自分では全くをもって想像し得ない。

なんならば、自分では着た事がないアイテム。

キムタクがチラつくからか余計にさ、なんならば、自分から避けてたアイテム。

「MA-1」

実は今回、TSさんと私の蜜月の関係に、邪魔が入っていた。

そう、COVID-19です。なので私たちは、図らずも遠距離恋愛のテイとなる。

今までは、お互いの身体とカラダを重ねる事で確かめ合っていた、

その愛情に、触れる事さえできない。

そして生まれるすれ違いの感情。

仮縫いが進まない事この上ない(笑)

そしていつしか二人はそれぞれの日々に忙殺され、

MA-1を思い出すことも少なくなったある日。

「東京、行くわ」


もうそりゃ、大急ぎで作ったよね。

そして奥の手がこれ。新アイテムに乗せる素材は、

フィンランドからお取り寄せしたトナカイのスウェードです。

これはそう、コロナ禍になる以前から、

パリのプルミエールビジョンの展示会で、目をつけていたタンナーのもの。

そう僕は、先の、先の、さらに先までのクリエーションを考えているのです。フッ。

これがもう、非常にきめ細やかく、かつ弾力性に富み、

上品かつ陰影が深く、礼賛するに限りない感じ。

これはもう、タマランチ会長です。

トナカイは、皆さんもよくご存知の動物だとは思いますが、英語で「reindeer」。

「トナカイ」はアイヌ語なんです。

で、そもそもは、鹿とサンタクロースのハイブリット種で、鹿との大きな違いは、

鼻が赤くて光る事。これがすごいの。

と、いうわけで今週末からお披露目です。

金額は、そうですね、40万くらいでしょうか。

レートが不安定で、タンナーさんもビビってる。けどまぁ、このくらいです。

ちなむとさ、「レザーの新作アイテムやります!」とか言ってたけど、

このアイテム、別にレザーじゃなくてもいいわよね。

布帛も絶対アリ。というかMA-1ってそもそもナイロンだしね。

落ち感の良いスーツ地もいいし、薄手の高密度サテンとか、

イタリアの高密度シルクなんかもあります。

各種取り揃えて、ご来店お待ちしてます。

#194 Fendart 「ドローコードパンツ」

Sep 13, 2021

先日のミューゼオの記事、奥様?もうお読みになりまして?

どうでした?なんかさもう凄いよね。

熱量というか、やっぱプロの方の文章って良いよね。

あんなん書かれたら、やす君、どったらええねん。

というわけで、冷たい海から上がった後の股間の如くに萎縮しておりますが、

待望のフェンダール新作のご紹介。


すでに前回のブログで少しネタバレしてましたね。

ウエストにドローコードを通したパンツです。

僕だったら絶対にウエストゴム挟んじゃうけど、フェンダールは違うね。

小粋にサラッと。

後ろのウエストは、腰に立ち上っていくかのようなヨークを配して、

共地のベルトを叩いてあります。

シルエットはほんのりテーパードです。

着丈はいつものようにワンクッション半がいいでしょうかね。

当初、彼の指示を僕がすっぽ抜かしてて、クリースライン入れてなかったんだけど、

確認の写真見せて、発覚。ソッコー入れましたわよ。

するとどうでしょう、スラックスのような凛とした佇まいになりました。

けれども、腰のワンタックと、腰のスワリ。

そのパターンが、ちゃんとスポーツウェアとしての存在意義、と言うか

今回のそのデザインの発想の源流と、発展というか、

しかとそのインスピレーションが、パターンの中に刻まれております。

サンプルは落ち感の良い細番手の上質なウールギャバ、ヴィンテージ。

それともう一つは6本強撚のウール。こちらもボリュームがありながら、落ちる。

いやぁ、迷いますねぇ。どうオーダーしましょうね。ウール以外の手もありますぜ。

ゴリってるリネンのオーバーサイズなんか絶対かわいいですし。

高密度のコットンでゴワってても良いし。

綿シアサッカーでサラッと大人の余裕を見せても良い。

納品は年明け、2月上旬くらいでしょうか。

中途半端で毎度恐縮ですが、春夏や3シーズンを目処に、お考えいただければ。


お越しになれないお客様向けに、通販も行いますが、それは10月に入ってからよ。

めっ。あわてちゃダメ♡

現在、ご予約のアポイントお願いしておりますが、30分刻みになってます。

しかし、お一人1時間ほどの滞在時間に設定させて頂いておりますので、ご安心を。

#190 Fendart オレノフレンチ 後編

Jun 8, 2021

イベントにお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。

TSさんは明日早朝、帰国の途に就きます。

引き続き、フェンダールのジャケットは6月末まで受け付けておりますので、

ご興味のある方はぜひ。

そして通販も可能ですので、以下、寸法や生地などご参考いただきながら、

思いのきり悩んでいただければ幸いです。


寸法

S - petit  着丈:71.5cm 胸囲:105.5cm 背肩幅:44cm 袖丈:62cm

M - moyenne  着丈:73.5cm 胸囲:110.5cm 背肩幅:46cm 袖丈:64cm

L - large  着丈:75.5cm 胸囲:115.5cm 背肩幅:48cm 袖丈:66cm

XL - grande  着丈:77.5cm 胸囲:120.5cm 背肩幅:50cm 袖丈:68cm

*素人採寸につき、多少誤差ございます。

*背肩幅は左肩先から右肩先の寸法です。


生地

セルビッチ綿ギャバ cotton 100% 裏地なし ¥99,000(税込)

アンスナム御用達のいつものです。サンプルの着用写真はこれの濃紺。

左から、オリーブカーキ、グレージュ、黒、濃紺

フラノ wool 100% 裏地あり ¥110,000(税込)

サンプルの着用写真はこれのc/#06チャコール。

普通のフラノよりも縮絨が多いにも関わらず、ゴワツキがなく、

鋭利な光沢があります。(写真はゴワついて見えてる〜。なんで〜汗)

W.Bill リネン linen 100%  裏地なし ¥121,000(税込)

かなりガリついたアイルランド製

W.Bill 綿 cotton 100%  裏地なし  ¥121,000(税込)

セルビッチ綿ギャバのような光沢が抑えられてて、ラフな雰囲気。イタリア製。

ビンテージ 6plys  wool 100%   裏地あり ¥143,000(税込)

イングランド、アイルランド製のビンテージ6本撚り

カシミア cashmere 100% 裏地あり ¥187,000(税込)

白黒のふんわりカシミアのブルーネップ入り


以上です。

もちろん、店にお越しいただけたら、他の生地もご覧いただけます。よろしければ。

#190 Fendart オレノフレンチ 中編

May 24, 2021

と、いうわけで、ジャケットの全貌を。

ちなむとこれは僕の解釈であって、TSさんからは特に何も聞いてません。

ただこれは、彼なりのフレンチスタイルであり、

決して世に出ているステレオタイプ的なものではなく、独自の表現なのだと思う。

服ってほんとクソ面白い。

なんでしょうね、この佇まいは。

シルエットはボックスなんです。ジャケットによくある胸の縦のダーツもない。

故にシルエットは緩やか。ウエストを絞っていないから、目の留まるポイントはないはず。

だけど不思議と緊張感は残ってる感じ。

そして、いわゆるテーラードジャケットのラペルの返り。ラペル、どこ?(笑)

段返りなのか、3つボタンなのか、スタンドカラータイプなのか。

定義はどこへ行ったのだ?

つい僕なんぞは、何某かの定義を軸に据え、それ基準で判断をしたいし、区別をしたい。

が、このジャケット(もはやジャケットと言っていいのかさえ怪しい)は、それがない。

開けっぴろげで、おぼろげなのです。フランクにも程がある。

そんなフワリとした、抽象的なこの服(もうジャケットと言うのはやめた)を、

いざ羽織ってみると、いとも、スン、と身体を包む。

自由に身体が動く。

この自由を得る感覚はまるで、

フランス革命の頃の、労働者が着ていたそれにシンクロするのではないかと。

そんな勘ぐりも入れられちゃう。

というか、多分に彼はそれを意識したはず。

少なからずとも、今回の上衣を構築するきっかけの一つにしただろう。

知らんけど(笑)

間違ってたら恥ずいから、皆さんは直接、彼から聞いてください。

まぁ、彼もきっと恥ずいから言わないだろうけど。フランクだけどね。

そんな感じです。あとは、着てみてください。


価格:¥99,000~ (税込)

素材:5〜7種類限定、の予定。

サイズ:5サイズ展開*詳細は後編で。

納期:10月以降

通販:可能

では、ビール頂きます。

#190 Fendart オレノフレンチ 前編

ボンソワー。

お待たせしました、フェンダールより、まさかの、新アイテム登場。


ジャケット(笑)


あ待って、石は投げないで〜(笑)


だってさ、しょうがないじゃない。見たかったんだもの。人間だもの。by やすを。

この、かれこれこのコロナ禍で、もう一年以上でしょうか。

僕はたった一人で、自分のブランドじゃない服を売って来たんです。

そりゃあまぁさ、他人のだし、ぶっちゃけ気が乗らないわ(笑)

だけど、いろいろ行きました。大阪、福岡、熊本とかさ。

そしていろいろなお客様たちが、フェンダールのパンツを履いていく姿を見て来ました。

そうするとさ、ムクムクと思うじゃない。


「もしフェンダールがジャケット作ったら、どんなだろう。。。見てみたいっ」


パンツ一本で完成する面構えなのは、わかる。僕もそう思ってるし、ここにも書いた。

ヴィンテージや、産地より集めて来た、凝りに凝った生地を乗せることで、

その独自のシルエットバランスのパンツは、完全に主役に躍り出る。

そして、だからこその「Fendart」(古い仏語でパンツの意)というブランド名なのだと。


僕だってさ、いや僕こそが、ブランドのコンセプトを一番理解しているつもりですよ。

でもね、でもなの。それが人間なの。まだ見ぬ美しいものが見たいじゃない。

パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃない。by マリー=アントワネット


というわけで、メールしたよね。

こだわりの塊みたいなツイートしまくるTSに。あ、TSさんに。おそるおそる聞きました。

「お願いだから、ジャケット作って」


「ん?いいよ。俺もジャケット欲しいなぁ〜って思ってたとこ」


全然こだわってなかった(笑)むしろめちゃフランク。フランキーフランス。



で、前置きが長すぎて、まだ本題に入ってないという。

とりあえず一旦、休憩。中編に続く。

ビールに手を出さなければ、今夜中にアップできるはず。


#160 ANSNAM Modelist Leather riders jacket オーダー会

Aug 2, 2019

明日からライダースのオーダー会です。
TS氏も来日し、先ほど弊社にお越し頂きました。が、時差ボケに伴い、ゴロンと横になった途端に寝息を立てるという、寝るなコラ。
そんな僕も帰国して1週間なのに、全然に時差ボケが治っておらず、一体この週末は二人共どうなるんだろ、とボ〜〜っと思い浮かんでは霧散し消えています。
さて、先日の仮縫いを経て、修正パターンを基にセカンドサンプルが完成しました。いいよ。攻めたのが効いたよ。デザイン的には、ファスナーなどディテール多めに盛り込んで、オーダーのイメージの湧きやすいバリエーションに仕立てました。

そして、肝心の革ですが、今回のヨーロッパ出張で見つけてきたものが色々あります。

まずはフランスからのカーフ。セカンドサンプルのシングルは、こちらの革を使用しました。ハーフのクロム鞣しで、非常に柔らかくきめ細かな革です。完全に、あの、パリのメゾンの香り高い、あの、革の感じ。

パリのギリギリ市内の、ホッタテの倉庫から見つけてきました。もちろん冷房などもなく、本当に汗だくの中での探索で、これは確かフランス着陸から14時間後だ。この旅、先が思いやられる、そんな予感がバシバシと。
この時、サンプル用とはいえ5匹ほど購入し、格安スーパーの袋に入れてもらい、倉庫を後にしました。ちなむとそれから、その袋をぶら提げて、汗浸み渡るTシャツのまま、シャルべに行った。相手にされず、食い下がるもその値段を見て引き下がる(泣)。なんだよあれ。


次はイギリス。イングランド北部の山羊。タレクの紹介。たまたまロンドン市内に職人さんが来てたから、ソーホーのクラブでミーティング。イケイケのクラブではなく、会員制の倶楽部って感じのやつです。いわゆるコワーキングスペースに近い使われ方をしてるらしいんだけど、渋いバーはあるし、専用のチャペルがあったり、秘密結社感がハンパない。



で、職人さんはまだ若いし、会社自体の設立もまだ日が浅い。元々は広告代理店やってたって。そんな彼がなぜタンナーに?

理由が最高。「僕の実家、畜産やってて、山羊とかめっちゃいるの。」
原皮が新鮮そのもの、フレッシュ。いいもの厳選。こんなに強いものはない。
そんな最高の環境下でするベジタブルタンニング。経年変化したサンプルのバッグを見せてもらったんだけど、だんだんと光沢が増すし(人間の皮脂だけで十分)、色味も緑がかったかのように変化してた。シボ入りのゴート。ワイルドだろ。これもまた、良さそう。



そしてイタリアはサンタクローチェ。この地方独特の、昔ながらのバケッタ製法(渋栗を主原料としたフルベジタブルのタンニン鞣し)で、ホースやカンガルー。さらには独自の技術によって開発されたアルビノ。白いままでもいいし、この白から製品染めの雰囲気が出る風合いにしてもいい。楽しみが広がる。ぐふふ。

ところで今回、初めてのサンタクローチェだったんだけれども、想像してた街の風景と全然違ってた。勝手なイメージで、古ぼけた土壁レンガの街並みに、家族総出で地面に埋めた壺をかき混ぜ、代々伝わる鞣しの歌を唄って、肉体労働の辛さ忘れ去るヨイトマケ、みたいな。
全然違った(笑)。ただの工場団地。味も素っ気もありゃしない。トラクターガンガン走って土埃。


が、よく見るとその荷台に、原皮が山のように積まれて運ばれている。後で聞くところによると、サンタクローチェのその特産の強みは、その新鮮な原皮の運搬にあるらしい。部位を選り分け、小回りのきく運搬。
過去の戦争しかり、物流を制するものが世界を制す、的な。その生産の数量も多いから、いい原皮が優先的に供給される。そして先述の通り、新鮮な状態で、鞣しの工程に入れる。

それに対し、日本のタンナーの弱みはそこにあるのだという。生産量の少ない状況でかつ、遠方から海路に乗って塩漬けの状態で輸入される。しかも熱帯の地域をくぐりながら。たとえ同じ製法をもってしても、スタートの段階で違う。
あ、けど、日本でも豚皮や鹿皮は、新鮮なものが手に入るか、輸出もしてるらしいし。じゃなんでだろ。わかんないや(笑)somethingか、多分。




さて、最後にグイディについて。
イタリアの皮革関係の人たちと話して、色々教えてもらった。グイディの製法が他とは明らかに違っていて、油の含有率が他のタンナーの比ではないこと。使用する原皮が最高のクオリティだということ。アルティザンブランドが使用することで、僕らの間で有名になったタンナーだけど、その実は、ずっと昔からしっかり高級メゾンに卸しており、決してイロモノ系だけの御用達ではない。今から13年前かな、初めて訪れた際、当時の町工場のような事務所の、FAXの山からチラッと見えた錚々たるメゾンのメンツたるや。
それ故、上品に美しく見せようと思えば、そう見えるし、その逆もまた然りで、アルティザナルな感覚を水面下で泳がす事もできる。
グイディのベイビーカーフ独特の、ゴムのような無機質感も、堪んないよね。


と、色々革を見てきて、品質のあれこれを聞いて、感じたこと。それは、雰囲気がいいものが最上であり、最良。クオリティとかあんまり気にしなくていいです(笑)。大体の雰囲気のいい革は、クオリティの上に成り立ってる。そしてそれ、しっかり選んできたから、その後の経年変化も期待していいですよ。
だから気兼ねなく、ご自身の好きなテイストの革を選んでください。

ご来店、お待ちしてます。
あ、そうそう。この週末も暑いだろうけど、いつものように飲み物が出せません。何か飲みたければご自身でご持参ください。すみません。

では。
あ、そうそう。「なつぞら」がめっちゃ面白いの。まだ86話とかで、3週間くらい遅れてるけど、今頑張って追いつこうとしてる。北海道編も大好きだったけど、アニメーション制作のこととか、モノ作りをしっかり掘り下げてて、すごく興味深い。けれど、一番お気に入りの夕見子ちゃんの登場回数が激減しており、そこだけが不満です。以上です。

#160 ANSNAM Modelist Leather riders jacket オーダー会

Jul 21, 2019

フィレンツェにいます。今日は久しぶりの休日で、特に予定を入れずに今、ビールが冷えるのを待ちながらこのブログを書いてます。
なかなかにこの旅行中は忙しく、あっという間に1週間が経ってしまった。

さて先日の、パリでの仮縫いについて。


彼にレザーライダースの提案をし、着手し始めたのは去年かな。そこから気が付けば季節が変わり、年を越え、いつの間にやら夏になり、やっとの事でパリに来た。今回の旅の、最大の目的と言っていい。
間もなく人生の半分を越える、パリ在住ほぼ20年のパタンナーTS氏との今回の共作。シングルとダブルのライダース2着。某レザーブランドに籍置く彼に、ついにレザーを依頼した。目指した着地点は、そう、またしても難しい注文だったと思う。
メゾンのエレガンスでもなく、モードな街着レザーでもなく且つ、リアルガチのライダースでも、ヴィンテージのコピーでもないけれど、モーターサイクルのロマンの匂いを残す。
絶対的な妙を極めたギリギリの線を引かなきゃならないわけ。こんなの、彼に頼むしかないじゃん。

多分ね、彼はこの仮縫いめっちゃ楽しみに待ってくれてた。そりゃそーだわね。ゴメンね。俺もこの3ヶ月くらいほんと大変だったんだからぁ。ま、その話はまたいつか。

通常、仮縫いってシーチングだったり、本番に似寄りの安価な生地で作るものなんだけど、今回はその絶妙なバランスを表現しなきゃならないから、使ったよね。
GUIDI&ROZZELINIのベイビーカーフ。はい。
でさ、いざ、その渾身のサンプルを、彼に見せたわけ。試着し、すごい真面目な顔して鏡見てるんだけど、見逃さないよね、彼の口元が軽くニヤけたの。それ漏れてるよって(笑)
彼のいるメゾンは確かに世界最強のクオリティを誇る。彼の引く線(描く立体)も繊細で上品だ。そんな彼の線に対して、ウチの価値観をぶつける。そして、ウチの職人さんの運針(少し粗め)の縫製で仕立てる。
そしてここに、他にはない、新しい表情のアイテムがまた生まれる。
我ながらドン引きするほどのサンプル費用と手間をかけたが、それは成功だった。雰囲気を感じながらに、二人で話し込み、微調整を行なった。大きな変更がないのは、僕たちの疎通ができているからこその賜物で、なんというか、本当に僕は出会いの恵みの元に産まれている。
マスターパターンを預け、型紙を修正してもらう。その間に僕はヨーロッパ各地でレザーを探す。そして10日後、帰国日の朝、パリはヤンのカフェで落ち合い、博満、パターンを受け取り、僕はそのまま空港へ。という段取り。

すでにフランスとイギリスで新しいレザーと出会えたし、さらに来週、イタリアのレザーの産地、サンタクローチェまで足を伸ばそうかなと。
ひょっとするとグイディ以上にいい革なんて見つからないかも、と出国前に思ってたけれど、今、帰りの飛行機の荷重オーバーが気になってるくらいなのだから、やはり探しに来てよかった。
職人さんが間に合えば、その新しい別のレザーでまたサンプル作ろうと思うけど、どうだろう、多分ギリギリ。

この写真のサンプルは、ディテール少なめにしてるけど、今回のオーダー会はいつものように細かく採寸して、細かいデザイン変更も可能です(主義的に断るデザインもあるので、ご容赦ください)。
僕とTS氏のいる8月3日、4日。三者一緒にダラっとおしゃべりしながらライダースを作り上げていきます。

ANSNAM Modelist Leather Riders Jacket
価格:32万円〜 税抜き
サイズ:採寸
納期:年内
*オーダーご希望の方はメールにてアポイントお願いします。
 さて、白ワインも冷えたので(ビールはもう、飲みながら書いてた笑)、今からやります。生ハム&メロン。逝って参ります。

#160 ANSNAM Modelist Leather riders jacket オーダー会

Jul 18, 2019

8月3日(土曜)4日(日曜)にパリからTS氏にお越しいただき、新作のオーダー会します。
詳細はまた近日。

ANSNAM MODELIST Mods Coat この3連休

Feb 9, 2019

あれ、、、雪降らんのん?
まぁ、今日はもう閉めるけど(笑)

これは去年の生地加工失敗の乱を免れた、別注ウールカシミアでオーダーいただいたお客様から、今回のオーダー会の参考にとお貸し頂いたもの。
ライナーなし、総パイピング仕立て。
コットンとはまた違った、このテントラインに近いシルエットのドレープを存分に楽しめる。これもまた一興。カーキかネイビーか。他の素材か。
それぞれの実物サンプルはまだあるので、大いに悩んでください。勝手にじっくりどうぞ。僕は接客から離れますので(笑)



#151 ANSNAM MODELIST Mods Coat オーダー会のお知らせ

Jan 25, 2019

ごめん、また明日って言ったのに、全然書けなかったです。
いったい何だったんだ今週。朝早すぎだし、最後の最後でズッコケたし。
というわけで、イベントに突入しまぁす。
 モッズコート
価格:18万(値上がりしたよごめんね)
限定スコービルビンテージファスナー:1万(てゆうか、もうないかも)
カシミアライナー:3万(これはね、当初、大して意味ないかなぁって思ったけど、めちゃいいよ。実物見てみ)
カシミア他フードファー:3万〜(これもね、いいよ。1upって感じ)
ライナーなし表シェルのみ:14万〜(春に着たいセッカチさんへ。もちろんライナーを後から付け足すことも出来ちゃう)
仕様変更:2万〜(TS さん別注パターンモデルもあるから、参考までに見てみて。ちなむと、めんどくさいのは no thank you. 値段だってSo, Raising。そう、やりたくないのさ Friday night)
*それぞれ税抜き

その他、表シェルの素材変更ももちろん可能ですし、ライナーの素材変更も可能。もし仕様が変わらないのであれば、生地の値段次第で価格も上がったり下がったり。

納期:9月末。表シェルだけの人は4月かな、頑張れば3月。

支払い方法:いつも通り。オーダー時に前金で半分くらい。で、納品時に税金含めた残りって感じです。クレカOK。現金歓迎。
今週末はアポイントお願いします。あと、電話出るの大変なので、メールください。
info@ansnam.com

週末ちょっと寒いみたいですね。ちょっと体調悪いなって時は無理せずに。来週もやってますし。

宜しくお願い致します。

#151 ANSNAM MODELIST Mods Coat オーダー会のお知らせ

Jan 23, 2019

今週末と来週末で、来秋冬用のモッズコートの受注を再開します。
詳細についてはまた明日あたり。

で、申し訳ないんですが、今度の土日はアポイント制にさせてください。
採寸や仕様変更の話をしていると、やはり時間が掛かってしまう。

来週末はノーアポオッケー。


#138 ANSNAM MODELIST The Atelier Coat

Jul 28, 2018


トワル縫いはほぼほぼ完了。
多分これだけでも雰囲気わかるけど、黒のウールで作った時のドレープの出方はわかりづらいので、やはりここは半身だけでもと思い立ち、仮縫いしました(やっぱ本縫いは怖いもの)

いいよぉ。
ついこの前に入ってきたゼニアとかで、ドレープ効かせてさ、裏地なしの一重仕立てでバサバサと歩く感じ。もちろんシャトル織機の高密度コットンの張り感そのままAラインも良い。

素材によって縫製仕様を変えていきます。裏地付けも対応してます。
ポケットの有無だとか、形状とか、細かなディテールは応相談。アトリエコートだけに、この場で即興演奏のように、3人で、あーでもないこーでもない言いながら。

あ、ちなむとTS氏、彼怖くないですからね(笑)ツイッター上では、なんかこだわり半端ない頑固親父の感じ出してますし、「空港の待ち時間でふと履いてるパンツ見て、他のパンツの工業的な縫製と違い、これはそのステッチが繊細でまとめ上げる不思議な魅力がある」とかなんとか意味わかんない事言ってる変態感はありますが、いい人です。服が好きすぎるだけです。
 TS氏、明日12時〜19時。
アトリエコート
価格:¥105,000~
納期:10月上旬

あ、で、モッズコートは明日締め切り。