以前、ご紹介したカシミアブランケットの、泉大津の怖いおじさん。
今回はそれより東、尾張一宮の怖いおじさん。
つい先日も、気づけば夜中2時まで痛飲した、コヒーレンスの中込さんからご紹介いただいた。
カシミア界のハーヴェイ=カイテル。そう、Mr. WHITE
電話の声も怖い。
けどやけに、フットワーク軽いし、何より笑顔が可愛い。優しいし。
他の工場さんを紹介してくれたり、とっても面倒みてくれる。
カシミアの人って、泉大津のドンもそうだけど、なんで見た目怖いの?なんで優しいの?
加工がしづらいカシミアを正面から向き合って、様々な風合いの生地や糸を提案してくれる。
今回いただいたのが、カシミアの重メルトン。ウールで作るよりも、重く、そして厚い。
そもそもカシミアの毛って、絡みづらい。
つか面と向かって「お前、絡みづれーんだよ」って言われたら、ヤスくん泣いちゃう。
あ、で、とにかく、カシミアの場合のそれは、キューティクルつるつるで、
フェルト化しないというかメルトしないというか、サラサラの感じなの。
大体一緒でしょ、市場のカシミアの風合いって。
でもこれは違った。なぜ出来たのか知らないけど、メルティなんですそうメルティーキッス。
しかも極厚。これがたまらないのです。ドレープが、まぁ綺麗ですこと。
そして光沢です。ビーバー仕上げとか、一方方向に毛並みを揃えたわけではないので、
非常に自然に、かつ深く、その揺らめきが、陰翳を照らす。
って、紹介してますけど、僕の技術では写真に、その良さは撮れないし、
何より、既に黒は、完売しているという。
ほんと、すみません!
けど、よかったら、見るだけ見てみて。そして行けるなら、オーダーしたいと声かけて。
再生産するにはある程度のロットが必要でして。。。こんな時じゃん。ビビるよ〜。
ちなむと、新作ダッフルコートで大体、33万くらいです。
明日、太陽出てから撮影します。けど多分ブログアップは夕方以降です。