古くからの織物産地で、明治の頃から毛布の町として栄え、平和な住宅地が広がる。
二つの意味で、ベッドタウン泉大津。
そんな穏やかな町を、カタギではない雰囲気のこの漢が、ゆるりと散歩をしている。
いるよね。怖い人に限って、とってもかわいいワンちゃん連れてる。
そして、幾多の修羅場をくぐり抜けたであろう、引き締まった体に張り付くTシャツ。
そのTシャツの向こうにはきっと、極彩色豊かな刺青が、
所狭しと暴れているに違いない。
この漢こそが、創業100年以上を越える老舗カシミア生地メーカーの首領（ドン）。
絶対に、裏稼業してる。
そんな確信を持ってカメラを仕掛けたら、ほら、やはり。
背中、刺したよね。
と、いうのはもちろん冗談です。
この方、めちゃくちゃいい人。もうお付き合いさせて戴いて15年ほどか。
アンスナム初期、カシミアデニムでお世話になり、
カシミアのチェスターフィールドコートやら、バイアスカットのCPOシャツも。
最近では、モッズコートのライナーの生地。
デフォルトのカシミア70%ウール30%もそうだし、熟成カシミアもこちらのもの。
本当、大変お世話になっております。
そんな方に作っていただいた、アーミーカシミアブランケット。
今夜には、写真と詳細を上げます。しばしお待ちを。