やべー。
なんかポヤポヤしていたら、いつの間にかに3月だこれ。
いろんなところ行ったり、いろんな人と会ったり、書くネタいっぱいあったのに。
これからいつか書けるといいな。
一つまず、ひとまずは、差し迫るイベントの告知から。
セバスチャン・タレクの来日。ビスポークオーダーイベントのお知らせです。
3月16日(土曜)、17日(日曜)の二日間。
ご都合よろしければ是非。
つい先日に、一足、納品したブーツがあったんですが、
それがもう、やばすぎた。
タレク半端ないって。
ヌメの扱いづらい一枚革でブーツ作るもん、
そんなん出来ひんやん普通。
けどね、すごいのは技術だけじゃなくて、
というか、技術とかスペックとか、もうそうゆうんじゃなくてさ、
なんかさ、そんなんはデッサンなのよ。
あ、今、画家の話に例えましたよ〜。
上手くて当然、そこは説明するに不要。
よく言ってるけど(3ヶ月もブログは放置するけど)、その先なのよ。
何かを表現する、もしくはしたいから、そのために技術があり、磨く。
この革を使ったからこその、奥行きのある表情。
お客さんの希望を、タレクが解釈したコンマ数ミリのエグい造形。
浮き沈みしているかのようで、一つ一つが際立ち粟立つコバのハンドステッチ。
きつくて何度も修正したアンクル(お客さん、マジでごめんなさい!)。
などなど。
これらは、構成された中の一つのピースではなく、
一つの作品の中で、これらが融解しているんです。
何かの要素が抜けると、途端に破綻するような、
表現ってのは、そんな繊細なものなんです。
意味わかる?俺は書いててわからんくなった(笑)
とりあえず、後光差してるかっこいい写真見てって。
とまぁ、けどさ、正直ビビるよね。
そりゃ欲しいよ。そりゃ経験したいよビスポーク。
けどさ、高いよね、ポンド。ジェームズ・ポンド。ばきゅん。
そのあたり、タレちゃんとも相談したんだけど、
とりあえず前回くらいの為替でキープしてくれるってさ。
お問い合わせ、お気軽に。