イタリアの古都フィレンツェ、アルノ川を渡った向こう岸、
更に言うと、ゾウガニスタの望月さんのアトリエのちょうど真裏。
本当にたまたま、望月さんからご紹介頂いたことがきっかけ。
小さな店舗兼アトリエの、その佇まいは端正で、
歴史と文化の厚みをひけらかしもせず、独特な静謐さを漂わす。
通りすがりでさえも、ふと足を止め、見入ってしまう引力がそこにある。
フィレンツェで最古の製本会社6代目、マエストロのラポさんと、
フィレンツェ国立中央図書館の修復部門でも仕事をした、奥様の宝子さん。
無口でニコニコしてるラポさんと、利発なチャキチャキ江戸っ子の宝子さん。
そんな二人が営むATELIRGK FIRENZE。
書籍の製本、装丁や修復をメインに行っています。
日本ではあまり馴染みのない世界だけれど、
欧米ではコレクターもいるほどに奥が深い世界。
博物館クラスの貴重な歴史的書籍の修復から、
その技術を応用したメゾンへの小物の提供など、幅広い活動をされています。
これ見た方が早いね。
https://ateliergk.wordpress.com/
https://www.instagram.com/ateliergk_firenze/
彼らは、伝統的な製法や材料を駆使しながら、さらにそこから新しい世界を作り上げる。
オコガマしいが、私が非常に共感する姿勢をもつお二人だった。
すぐさまに、オーダーメイドの装丁の依頼をしたんだけれど、
コロナで3年ほど会えず、なかなか話が進まず、やっと先日、完成しました。
お披露目は来週です。
ちょうどそんな最中、ATELIERGK FIRENZEが、日本で展覧会を行うとのこと。
(本当たまたまなんです笑)
明日から。葉山です。
日程:11月18日(土曜)〜21日(火曜) 11:00~18:00
場所:SPACE AO
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内444-1 新葉山庭園住宅B
お問い合わせ先電話番号:046-874-5948
お問い合わせ先メールアドレス:art@spaceao.com
よろしければ是非。