この前のNHKドラマ「東京サラダボウル」、
皆さんもあの名作はご覧になりましたか?
面白かったですね。続編、ぜひお願いしたい。
新宿のネオンに馴染むグリーンの髪の奈緒ちゃん、可愛かった〜。
終盤のキーマンだった三上博史も、なんか昔から好きです。
孔雀王の時の必殺技、手の印の結び方、今でも覚えてますもん。
そう、臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前 ショー!
最高に燃えました。
あと「プロポーズ大作戦」の天使役とか、
クセツヨの演技に最初はびっくりしちゃうけど、グイグイ引っ張られちゃう。
で、そのドラマ「東京サラダボウル」の中のセリフに、
「釜山から見た海の色と、福岡から見た海の色は違う」
らしい。
多分にその人の心情を通して見た海を表したんだろうけれど、
ぜひそれを確かめに行ってみたい。
あと、生タコも食べてみたい。
しかしながらのハウエバー。暦の上ではディセンバー。
2026年のアンスナム新作のルック写真さえも見せていないこの状況下、
しかも別にラジオの帯番組も持っていないので、
フリートークのネタ探しに行く必要がないこの状況下、
誰がそれを許すのだろうか。
だから釜山に行くのは、またの機会にしようと思う。いい大人だし。
まぁ、海の色なんて、多分にそれは太陽の方向による逆光と順光的な反射、
そして砂の成分とか、プランクトンとかのせいなんだろうけど、知らんけど。
あなたはどんな海の色、そしてその時の気持ちを、最初に想い浮かべますか?
砂混じりのシーフードヌードルを食べた伊豆、初めて見た海の色、
深夜の妙なテンションで行って、帰りに後悔、若気の至る早朝の江ノ島の海の色、
夕日が沈むまで、ジーと見すぎて頭痛になった小笠原諸島の海の色、
浪漫飛行を延々と口ずさんだ沖縄の海の色、
買った缶ビールの縁が汚れていたのを知らずに飲み干し、
翌日からとんでもなく体調を崩して、
死を感じながらに安宿のベッドから見た、ニカラグアの海の色、
イタリアのバーリからのフェリーの甲板で見た地中海の色、
イギリスに入国拒否されて、失望に覆われた深夜のドーバーの海の色、
ギリシャの島々を巡るときに見た海の色、
そのどれもの記憶に残る海の色は、それぞれ違っていて、
またそれらは時と共に、色褪せたり色づいたりしている。
それくらいに思い出の中の色達は、僕たちの人生を文字通りに彩ってくれる。
その色が多ければ多いほどに、気持ちが豊かになっていく、気がする。
で、今日の本題。カシミアです。
よく、カシミアは発色がいい、と言われています。
確かに他の獣毛と比べると、明らかに違う。理由は知りません。
で、カシミアの発色の良さをいいことに、鮮やかなブルーや、黄色、赤、などなど。
素敵ですよね。
けれどそこには、僕の記憶の中のいい色はありません。
そこに私はいません。眠ってなんかいません。
私のお墓の前で泣かないでください。
基本的にベーシクリー、捻くれてますから、ワタクシは。
そんな原色、着れないわ。恥ずいわ。何が差し色だよ。お前が目立つなよ。
黄色着てたら、のび太って言われたことあるわ。
(次回に続く)