#162 ANSNAM カシミアマフラー 

Sep 20, 2019

インド最北部のジャンムー・カシミール州のとある渓谷。
そこのとある農家で、古来から飼われている原種のカシミア山羊。
その毛、まさかのベイビーカシミアと同等級。
噂には聞いていたけど、これが伝説の、ヒマラヤ山脈に生息してるっていう、幻のアレですか?

。。。イメージと違う(笑)
なんかさこう、ヒマラヤ山脈はさ、断崖絶壁でさ、吹雪の中でも平然と進む孤高のさ、意識高めのカシミア山羊をイメージしてたんだけどさ。
めちゃユルイ!そして、むしろそれがいい!

でさ、聞いたの。
中野「ちなみに、なんて品種のカシミアなんですか?」
彼「え、カシミアはカシミアだよ。ウールじゃないよ」
中野「あ、うん。ウールじゃない。それはわかってるの。そうじゃなくてさ、ネーミング」
彼「ネーミング。。。山羊に名前は付けないよ」
中「うん、名前は付けないよね」
彼「うん」
中「あ、いや、違くて。ほら、アラシャンカシミアとか、チベタンカシミアとか、ブランドとしての名前ないの?」
彼「え、ないよ。カシミアはカシミアだよ」
中「あ、そなの?まぁ、それはそれでいいかもね」
彼「あ、でもGIマークは付けるよ」
中「なにそれ要らない」
彼「なんでよ!」

どうやら、カシミール地方の現地で採取された原毛を、糸車で手紡ぎされ、伝統的な手織りで作られたものに付くという認定マークで、なかなか厳しい検査があるらしい。

って待って。こんなのんびりと部活みたいなノリでいいの?笑

でもね、実物見て、ビビるよね。
去年までの染色工場のおじちゃんのとは、また全然別のもの。
糸が繊細で軽い。
手紡ぎのラフィな感じが素朴なんだけど、カシミアの光沢に揺られて、品良く着地してる。

そして、今回のこのカシミアは、染色オーダーが可能です。その色の数なんと400(笑)
つまりなんでも出来る。何色にも染められるってわけ。手染めだからね。
チェック柄とかストライプも出来ちゃうし、平織り、綾織り、ヘリンボーン、サイズ調整、密度変換もできちゃうってわけ。手織りだからね。
染色工場のおじちゃんとは真逆。デザインが自由すぎる。なんでもあり。

サイズ:幅100cm以内であれば自由。フリンジも可能。
色、柄:自由。
価格:¥70,000〜(大きさ、柄の複雑さ、密度によって変わります)
前金:今回のこのアイテムに限り、前金は不要です。
納期:12月頃を予定。カシミール情勢によってはキャンセルになる場合があります。その際は、ご了承ください
サンプルの即売:可能ですが、お渡しは10月になります。

大阪にもお持ちします。
いやいや、絶対無理でしょ(笑)400色いけるのかもしれないけどさ、ブレるだろうし、そもそも色の区別つくの?っていう。
インド素敵。