#166 ANSNAM Reversible pyjama shirt

Dec 6, 2019

寒さに震える。そして、久々すぎて震える。なんとアンスナムの新作は9月下旬のカシミアマフラー以来。

この今までに、僕は何をしてたか?
はい、死んでました。
今秋冬の生産業務に、僕のすべての、気力と体力、注いでおりました。
それにも関わらず、大量に発生するミス。そしてミス。重なり合うミス。
昨日なんて、平和島にある運送会社さんの事務所まで、荷物取りにいっちゃった。
(その帰り、モノレールの車窓から見る夕焼けと、首都高とビル群の合間を抜けるその景色が、ひっじょ〜〜に良い。大興奮した)

卸先の皆様、そして、まだお手元に商品が届いていない皆様。すみません。
年内にはきっと。。。ほぼ。。。
あ、ちなむと、明日あたり、モッズコートは全量がウチに納品されます。多分。

と、ある程度の目処がついて来たので、新作を。
が時すでにおそ師走。これから真冬に突入しようとしてますが、弊社の中での冬物オーダーは完了しており、アパレル業界で言うところの梅春アイテム、でございます。
とはいえ、ちゃんとこの冬のインナーになりますし、春にはアウターとしてもご活用いただけますし、夏にはサーフィンあとの冷えた体に羽織ったりw。つまり一年中、使い勝手の良いアイテムになるかと存じます。

リバーシブルのパジャマシャツ。
単純で明快。明朗で会計。
実はこの前の夏あたりから、ウチにいい生地がたくさん入ってきているんです。それを味わうにはまず、このようにシンプルに仕立てるのが良い。

この表の黄緑がかった生地はカシミアリネン。日本のカシミア裏社会の首領(ドン)と言っていい、ハーヴェイ=カイテルにそっくりなオジサンが作ってくれたもの。このオジサンの事はいつかまた触れたい。
裏の赤白チェックは、秋に行ったボンファンティで見つけてきたコットンリネン。
お互いが世界のトップクオリティであるにも関わらず、それを背中合わせに配置し、二人がまだドキドキしてるとこに、強めの洗いをかけてシュリンクを。そんな感じ。(どんな感じだ)


カシミアリネンは他にも3色あり、どれも絶妙。ボンファンティの生地は、上げるのにキリがないほど種類あるから、通販希望の人だけにメールします。(マニペニは土日休みだから、info@ansnam.comへどうぞ。返信遅いけど)
この組み合わせじゃなくても全然いいと思います。カシミアリネンとシルク100%の明るい色とか。永遠のライバル、ボンファンティとカルロリーバとか。ご自由に、ご自在に。
けれども、生地に限りがあるので、ご注文はお早めに。

アームホールは大きめ。
シャツ地サイドは前立てもカフスもパイピングループ留め。


オーダー期間:12月いっぱい(12/11~16まで海外出張のため不在)
サイズ:フリー(Lサイズって感じ)
価格:78,000~(このコンビネーションだと¥88,000)
納期:12/8までのオーダーで多分、年内。以降で、1月中旬。(生地取り寄せの時は遅れます)

今回のこのアイテムは、そう、この人がインスピレーション。もう、まんま(笑)
偶然にも今、YouTubeにあのMTVアンプラグドの映像が、ちょいちょいアップされてる。
この巡り合わせに震える。
そして、このカート=コバーンのスタイルは、以前も取り上げた「パルプフィクション」のエリック=ストルツとそっくりなのです。また、ハーヴェイ=カイテルもザ・ウルフとしてここに出演。上の「レザボアドッグス」のMr.Whiteとは血縁関係。

明日から。お待ちしてます。