#101 Sebastian Tarek Shoemaker Trunk Show 後記

Jan 25, 2018

先週末はご来店ありがとうございました。多くの方にお越しいただき、大変嬉しかったです。しかし、アポイントのお客様を優先させて頂いたので、あまりお話出来なかった方、申し訳ありませんでした。

タレク本人とお話された方、なんとなく彼の為人(ひととなりって読むみたい。今、変換して知ったw)が分かったと思います。話している時のあの謙虚な姿勢。真摯な態度。つぶらな瞳。あんなにも強い作品を創り上げ、なのに細部まで手の込んだ仕様。その彼の繊細な内面性から来てるんだとわかります。そんな彼、木型を削るときはメタルコアとか聴きながら、没頭するらしい。それもまたなんか、靴を見ると腑に落ちる。

そしてあのフィッティング。ここで書いてもあまり伝わらないんだけど、醍醐味はここにある。とある顧客さんの足の骨を少し触っただけで、体全体の状況を言い当てるし、場合に依っては、足のフィッティングなのに少し離れて腰や肩も見る。
モノとしては何も残らない。ただ、あの分厚い採寸帳に、一生その記録が残るだけ。けれどもあの体験は、一生心に残る。それくらいの出来事だと僕は思う。プライスレス、マスターカード。

次回は半年後くらい。真夏のクソ暑い日本に呼ぶのは気がひけるので7月上旬くらいでしょうか。そして、おかげさまで受注をたくさん頂きましたので、次回、少し値上げになりそうです。オーダーメイドってそんな感じなんです。ごめんなさい。
一年の間でその職人さんがどれだけ縫えるかはほぼ決まっています。飛行機の空席状況みたいなものです。彼の場合はたった一人でその工程を担っているので、その希少性は明白。
お客様のだけど、次の仮縫いが上がってくるのがものすごく楽しみだし、次回持ってくる革見本も楽しみ(冗談かと思ったけど、本当にほとんど一組分しかストックがなかった笑)。そして僕の納品、チョーゼツ楽しみ。

現在、店にはサンプル4足と僕の仮縫いが1足。見たかったけど今回来れなかった人、どうぞ。